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★マンゴー・プリンの香港

5度目の香港であった。
2日後、大学生の娘がやってきて、初めての香港になった。
宿に着くなり、コンビニへ行きたいと言い出す。
深夜に近い時間で、心配でついていく。
セブンイレブン(七・十一便利店)に入る。
食べ物と飲み物をバスケットいっぱい買っている。
部屋に戻ると、品物をベッドの上に拡げて、点検しはじめる。
どれもこれも、こちらには馴染みのない品ばかり。
やがてキッチンに立つ。
ペットボトル入りのお茶を深鍋に空けて、電熱器で温める。
ここは、アパート形式の安宿で、シンクも冷蔵庫もある。
テレビのスウィッチを入れ、熱いお茶をカップに注いで一口。
次ぎに、マンゴー・プリンのふたを開けて食べはじめる。
「私はこれがどうしてもしたかったのよ」と言いながら。
プリンの後ぐっすり眠ったらしい娘は、朝遅くに起きてくる。
「朝食はお粥だね、当然」
勝手にしろ。


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