作者から

 新聞社で報道に携わっていた頃もフリーとなった現在も、暗いニュースが多い取材の現場でいつも気持ちをなごませ励ましてくれたのは、限りない可能性を秘めた子供たちの笑顔でした。
 貧しくとも、どこの国の子供にも負けないほど輝いていたアジアをはじめ、世界の子供たちがこのギャラリーの主人公です。
 世界には戦争や貧困の中で笑顔を奪われ、忘れた子供たちが数多く存在します。残念ながら平和と豊かさに恵まれた現在の日本にも、本来の笑顔を忘れてしまった子供たちが多くなったような気がします。
 そんな子供たちが再び笑顔を取り戻し、そしてその笑顔が絶えることのない地球にーと、願わずにはいられません。


略歴
萩原正人(はぎわら・まさと)
1942 年、東京生まれ。
64 年日本大学芸術学部写真学科卒業、産経新聞東京本社入社。
87 年よりフリー・フォトジャーナリスト。
写真集に『にっぽんの道(1) 取り残された道』
『同(2) 自然と闘う道』(現代文化研究所)。
新聞連載『地球発・育ちざかり』(日本経済新聞夕刊、95 年 4 月〜97 年 6 月)。
写真展『地球こども紀行』(富士フォトサロン/東京・名古屋・福岡など)。
新写真派協会、日本旅のペンクラブ会員。

mailto: HAGIWARA


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