★新兵募集に反対する学生生徒と親たち

 去る5月23日・月曜日、シアトルの大学、短大およびハイスクール、合わせて9校の学生生徒が、市内の新兵募集事務所に同時デモを行い、6箇所の事務所が、当日の業務停止に追い込まれた。

 そのひとつに近いガーフィールド・ハイスクールでは、先ごろPTAが、「軍の新兵募集担当者を学校構内から締め出すべきだ」という決議案を採択した。この決議は5月9日に行われたが、州内では最初である。シアトル教育委員会当局は、軍の担当者にかぎって入構を拒むのは法律違反であり、連邦政府から補助金が出ている学校の場合、すべてのリクルーターは、軍であれ民間であれ、平等に受け入れられるべきだとする見解を発表している。

 なお、ガーフィールド・ハイは、2002年にも、イラクへの侵攻に反対する決議をしている。

 25日に、同校PTAのエイミー・ヘイゴピアン会長は、ネットテレビの電話インタビューに答えて、次のように述べている。

 「私たちPTAのミッションは、子供たちの福祉を増進し、彼らのために発言するところにあります。それは、アメリカのPTAすべてにとってのミッションです。他のPTAに、このミッションのために行動することを促すとともに、それぞれの学校で行われている新兵募集活動、その性質、頻度、強さ、プレッシャーをかける戦術を注視することを求めたいと思います」

 「私たちのガーフィールド・ハイは、シアトル都心の学校で、3分の1がアフリカン・アメリカンの生徒です。優秀な生徒もいる代わり、文字の読めない子どももいます」

 「私たちには、物理的に、軍のリクルーターを拒めはしません。しかし、入り口に立って、あなたがたは歓迎されていないのだと説明することはできます。アメリカのどのハイスクールも同様の行動をとれます。だれかが、合法的にこの試みにチャレンジすることが必要なのです。お金で縛られている公立校にとっては、困難な仕事ではありますが」

[2005.5.27.]


この記事のURLを友人・知人に知らせる
HOME自由意志購読フレームを外すBACK