2009.8.13.
デッドヘッドはピューリタン的
グレートフル・デッドほど、バンドと聴衆が緊密に結ばれているロックバンドは少ない。
通常のバンドと観客の関係は、そこには存在しない。
バンドのメンバーたちは、あらゆる音楽スタイルにオープンで、ファンに次々と即興の曲を披露しながら教える。
ロック、フォークからジャズゃカントリーまで。
ただし、デッドに忠実なデッドヘッドたちは、それほど柔軟ではない。
とくに、デッドの音楽を解釈したり、ステージで並んでプレイしたりするミュージシャンたちには手厳しい。
今年はじめ、カリフォルニア交響楽団がデッドを演奏したときの反応は、デッドヘッドと会員とではっきり分かれた。双方の音楽監督の意図としては、二つのグループを相通じさせようとするものであった。
デッドのメンバーも、聴衆も、新しいものに心を開くことでよく知られている。
しかし、デッドの世界には、ある種のドグマが存在する。
デッドのファンは、自らのデッド理解のあり方に固執する。
不適切な解釈に敵対する。
そこでカリフォルニア交響楽団の解釈を聴きたくない人たちは、当日欠席した。
……クロウ・ヴェルトマン、ロサンジェルス・タイムズ、2009-8-10 抄訳


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